小頭数(8頭立て)レースで三連複5頭BOX買いしてもなぜか当たらないことについて考えてみる

BOXがことごとく外している様子 競馬データの基礎

競馬をしていると、不思議に感じる買い方があります。

例えば8頭立てのレース。

「8頭しかいないなら、5頭も選べばさすがに当たるだろう」

そう考えて、

三連複5頭BOX

を買います。

5頭BOXなら買い目は10点です。

8頭のうち5頭を選んでいる。

全出走馬の62.5%をカバーしている。

しかも三連複なので、選んだ3頭が順不同で3着以内に入ればよい。

感覚的には、かなり安全そうです。

ところが実際に買ってみると、

「また抜いた1頭が来た」

「5頭も選んだのに2、3着が抜けた」

「8頭立てで10点買って外れるのか……」

ということが意外と起こります。

小頭数なのに当たらない。

これには、単なる運の悪さだけではなく、

人間が感じる“5頭も選んでいる”という安心感と、三連複の仕組みとのズレ

があるのかもしれません。

今回は、8頭立てで三連複5頭BOXを買ってもなぜか当たらない理由について考えてみます。

まず5頭BOXは何点になるのか

三連複は、選んだ馬の中から3頭を組み合わせる馬券です。

5頭BOXなら、

  • A-B-C
  • A-B-D
  • A-B-E
  • A-C-D
  • A-C-E
  • A-D-E
  • B-C-D
  • B-C-E
  • B-D-E
  • C-D-E

の10通りになります。

つまり、

5頭BOX=10点

です。

100円ずつなら1,000円。

小頭数レースで1,000円なら、それなりに広く買っている感覚になります。

しかし、ここで一度レース全体の組み合わせを見てみます。

8頭立ての三連複は全部で56通りある

馬のオブジェ

8頭の中から3頭を選ぶ三連複の組み合わせは、

56通り

あります。

5頭BOXはそのうち10通りです。

したがって、単純な組み合わせ数だけで考えると、

10 ÷ 56 ≒ 17.9%

しかカバーしていません。

ここが最初の錯覚です。

私たちは、

「8頭中5頭を選んでいる」

と考えます。

すると、

62.5%も選んでいる

という感覚になります。

しかし三連複で必要なのは、

的中する3頭すべてが、その5頭の中に入っていること

です。

馬単位では62.5%をカバーしていても、

三連複の組み合わせ単位では約17.9%しかありません。

もちろん実際には、強そうな5頭を選んでいるので、すべての組み合わせが同じ確率ではありません。

そのため実際の的中率は17.9%より高くなる可能性があります。

それでも、

「8頭中5頭も選んでいるから、ほとんどカバーできている」

という感覚は少し違います。

本当に必要なのは「3頭とも残すこと」

三連複BOXで重要なのは、

1着馬を当てることでも、

2着馬を当てることでもありません。

1~3着の3頭すべてを選択馬の中へ入れること

です。

例えば5頭選んで、

1着 選択馬
2着 選択馬
3着 消した馬

なら外れです。

5頭中2頭が来ています。

8頭中5頭も選んでいます。

予想としてはかなり惜しい。

しかし馬券は0円です。

三連複では、

「3頭中2頭正解」がまったく評価されません。

ここが、5頭BOXを広く買っているように感じる一方で、意外と外れる理由の一つです。

消した3頭のうち1頭でも来たら危ない

絶望する人

8頭立てで5頭BOXを買うということは、

裏返せば、

3頭を完全に消している

ということです。

例えば、

A
B
C
D
E

を購入。

F
G
H

を消したとします。

A~Eの中から3頭で決まれば的中です。

しかし、

A-B-F

なら外れ。

A-C-Gでも外れ。

B-D-Hでも外れです。

つまり、消した3頭のうち誰か1頭が馬券内へ入り、その代わりに買った5頭のうち3頭が残らなければ、的中できません。

「3頭しか消していない」

とも言えますが、

三連複では、

その3頭すべてが馬券外になることを期待している

とも言えます。

ここまで言い換えると、少し印象が変わります。

ランダムなら「消した3頭の誰かが来る」方が普通

極端に、8頭すべてが同じ能力だったとします。

その場合、三連複は56通り。

5頭BOXの的中組み合わせは10通りです。

逆に言えば、

46通りは外れ

です。

確率にすると、

  • 的中:約17.9%
  • 外れ:約82.1%

です。

つまり完全に横一線の8頭立てなら、

5頭も選んでいても8割以上外れる

ことになります。

もちろん現実の競馬では能力差があります。

人気上位5頭を選べば、ランダムよりは的中率が上がるでしょう。

しかし、小頭数だから安全なのではありません。

重要なのは、

上位5頭と下位3頭の能力差がどれだけあるか

です。

小頭数ほど「消せる馬が少ない」とは限らない

8頭立てを見ると、

「頭数が少ないから簡単そう」

と感じます。

しかし実際には、

頭数が少ない=能力差が大きい

とは限りません。

例えば8頭すべてがオープンクラスで、

どの馬も展開一つで3着以内へ入れるレースなら、かなり難しくなります。

反対に16頭立てでも、

上位3~4頭と残りに大きな能力差があるなら、予想しやすい場合があります。

つまり予想の難しさは、

頭数ではなく、能力の分布

によって決まります。

小頭数を見ると、

「消去法で3頭くらい簡単に切れる」

と思いたくなります。

しかし、その3頭が本当に3着以内へ来ないほど弱いのかは別問題です。

「8頭中8番人気」でも絶望的な馬とは限らない

馬の影

小頭数レースでは、8番人気という言葉も少し注意が必要です。

18頭立ての18番人気なら、市場評価ではかなり下位です。

しかし8頭立ての8番人気は、

単に8頭の中で最も人気がない

というだけです。

能力差が小さければ、

8番人気でも十分3着へ来る可能性があります。

7番人気、8番人気という数字を見ると、

「これは消してよさそう」

と感じます。

しかし、

人気順位と絶対的な好走確率は別です。

小頭数では特に、

「最下位人気だから消し」

という判断が危険になる場合があります。

BOX買いは「予想を広げた」ように感じる

5頭BOXを買うと、

「かなり保険をかけた」

気持ちになります。

本命A。

対抗B。

穴C。

押さえD。

念のためE。

ここまで入れれば安心。

しかし、実際にやっているのは、

A~Eのうちどの3頭が来るかは分からないので、10通り全部買う

ということです。

つまりBOXを広げるほど、

予想精度を高めているというより、

順位付けを放棄している部分が増えている

とも言えます。

そして、それでもF・G・Hは完全に切っています。

結果として、

「A~Eの中の順番には自信がない」

のに、

「F~Hが全部飛ぶことには自信がある」

という少し不思議な買い方になります。

5頭BOXは「5頭を選ぶ馬券」ではない

これも感覚的な問題です。

三連複5頭BOXという名前を見ると、

5頭を当てるような感覚

があります。

しかし実際には、

5頭を選んでいるのではなく、

その5頭から10個の三連複を買っている

だけです。

例えば購入馬が、

1番人気
2番人気
3番人気
4番人気
5番人気

だったとしても、

6番人気が3着へ来れば、その6番人気を含む組み合わせは1枚もありません。

BOXという言葉には、

「広く包囲している」

印象があります。

しかし馬券としては、あくまで限定された10通りです。

人気上位5頭BOXでも意外と危ない理由

では、

「人気上位5頭を全部入れればかなり当たるのでは?」

と考えます。

確かに適当に5頭選ぶよりは合理的です。

ただし、競馬では人気薄が1頭だけ3着へ入るケースがあります。

例えば、

1着 1番人気
2着 2番人気
3着 7番人気

です。

これはそれほど極端な大荒れには見えません。

上位人気2頭はしっかり来ています。

しかし、1~5番人気BOXなら外れます。

三連複BOXで怖いのは、

大荒れではなく「1頭だけズレる」ケース

です。

5頭BOXで外れたとき、

「こんな荒れるとは思わなかった」

と感じることがあります。

しかし実際には、

上位2頭+人気薄1頭

くらいなら、それほど特殊ではありません。

BOX買いの敵は「1頭だけ紛れ込む馬」

三連複5頭BOXで最も厄介なのは、

1着も2着も予想通りなのに、

3着だけ抜けるケースです。

例えば、

◎ A
○ B
▲ C
△ D
△ E

としたとします。

結果は、

A-B-F。

AとBは完璧です。

でも外れ。

こうなると、

「Fまで買っておけば」

と思います。

次のレースでは6頭BOXにします。

しかし6頭BOXになると20点です。

8頭立てで20点。

ここまで来ると、全56通りの約3分の1を購入することになります。

的中率は上がりますが、今度は回収率の問題が出てきます。

点数を増やせば「当たる問題」は解決できる

三連複5頭BOXが当たらないなら、単純な解決策があります。

6頭BOX。

7頭BOX。

8頭BOX。

と増やせばよいのです。

8頭BOXなら当然必ず当たります。

しかし、これは馬券戦略として意味がありません。

問題は、

当たるかどうかではなく、購入額以上の払戻を得られるか

だからです。

三連複では、

5頭BOX:10点
6頭BOX:20点
7頭BOX:35点
8頭BOX:56点

と急激に買い目が増えます。

5頭から6頭へ1頭増やすだけで、点数は2倍です。

「あと1頭だけ押さえたい」

という気持ちのコストは意外と大きいのです。

小頭数では配当も低くなりやすい組み合わせがある

小頭数レースでは、人気馬同士の組み合わせも買われやすくなります。

例えば、

1番人気-2番人気-3番人気

の三連複。

こうした組み合わせを含む5頭BOXを10点購入し、的中したとしても、

払戻が購入額を大きく上回らないことがあります。

つまり、

5頭BOXは外れると1,000円損失、当たっても利益が小さい

という状況が起こります。

すると、

「結構当たっているはずなのに資金が増えない」

という別の問題も出てきます。

三連複BOXは、的中率だけでは評価できません。

「当てたい」気持ちと「儲けたい」買い方が混ざる

5頭BOXを選ぶ理由を考えると、

「三連複を当てたい」

という気持ちが強いことがあります。

本命は決まっている。

しかし相手が分からない。

だから全部BOXにする。

これは的中を目指す買い方としては自然です。

しかし回収率を考えるなら、

本当に10点すべてに価値があるのか

を考える必要があります。

例えば、

A-B-Cは3.8倍。

A-B-Dは5.5倍。

A-B-Eは8.0倍。

B-D-Eは30倍。

すべて同じ100円で買うとしても、期待値は同じではありません。

BOXは、

買いたい組み合わせと買いたくない組み合わせを一緒に購入する

という弱点があります。

軸があるならBOXでなくてもよい

もしA馬にはかなり自信があるなら、

5頭BOXではなく、

Aを軸にした三連複流し

も考えられます。

例えば、

軸:A
相手:B、C、D、E、F

なら、

Aが馬券内に来ることを前提として、相手の範囲を広げられます。

BOXでは、

B-C-D

のようなAがいない組み合わせまで買います。

もし、

「Aは来ると思う」

という予想なら、その買い目は不要です。

BOXは便利ですが、

自信の差を馬券へ反映しにくい

という特徴があります。

5頭BOXを買うなら「なぜ3頭消すのか」を考える

8頭立てで5頭BOXを買う場合、

選んだ5頭を見るより、

消した3頭を見る

方が大切かもしれません。

Fはなぜ消すのか。

Gはなぜ消すのか。

Hはなぜ消すのか。

それぞれ、

「勝つ可能性が低い」

だけでは十分ではありません。

三連複なので、

3着以内へ入る可能性が低い

必要があります。

例えば、

「勝ち切れないから消し」

では三連複では危険です。

勝てなくても3着なら的中条件に入ります。

三連複では、

消し馬に求める条件が単勝より厳しい

とも言えます。

p_winだけでは三連複の消し判断は難しい

競馬AIの指数でも同じ問題があります。

例えば、

A:p_win 0.30
B:0.20
C:0.15
D:0.10
E:0.08
F:0.06
G:0.04
H:0.02

だったとします。

単純に上位5頭BOXなら、

A~Eを購入します。

しかしFのp_winは6%です。

「勝つ確率6%なら消してよい」

と思うかもしれません。

ただ、三連複で問題になるのはFが勝つ確率ではありません。

Fが3着以内に入る確率

です。

勝率6%でも、

2着・3着を含めれば馬券内確率が20%あるかもしれません。

そうなるとFを完全に消すリスクはかなり違ってきます。

p_win型指数を三連複へ使う場合、このズレには注意したいところです。

三連複ならp_placeの方が重要になる

以前、単勝・複勝・ワイドと指数の関係を考えました。

三連複も同じです。

単勝なら、

1着確率=p_win

が直接使えます。

しかし三連複なら重要なのは、

3着以内へ入る確率

です。

例えば、

p_winp_place
A30%65%
B20%55%
C15%48%
D10%40%
E8%30%
F6%32%
G4%20%
H2%10%

なら、

p_winではEがFより上。

しかしp_placeならFがEを上回っています。

この場合、

単純なp_win上位5頭BOXではFを取り逃がす可能性があります。

馬券種に合わせて、見る指数も変える必要があります。

小頭数では展開の影響が大きく見えることもある

芝レースの様子

小頭数レースには、展開面で別の難しさもあります。

頭数が少ないと、

「隊列がすぐ決まって堅くなる」

と思うことがあります。

しかし逆に、

逃げ馬不在。

誰も前へ行きたくない。

極端なスローペース。

有力馬が位置を下げる。

といった特殊な展開になることもあります。

その結果、

普段なら能力的に足りないと思った馬が、

展開利で3着に残る。

三連複では、この1頭で馬券が外れます。

特に小頭数では、

能力順位と着順がそのまま一致するとは限らない

ことを意識した方がよさそうです。

「荒れなさそう」と「5頭BOXが当たる」は違う

例えば8頭立てで、

1番人気
2番人気
6番人気

の決着だったとします。

大荒れでしょうか。

三連単ならそれなりの配当になるかもしれませんが、

レース内容としては、

人気馬2頭+伏兵1頭

です。

しかし人気上位5頭BOXなら外れです。

つまり、

レース全体はそれほど荒れていなくても、BOXは外れる

ことがあります。

「堅そうなレースだから5頭BOX」

という考え方も、少し見直す必要があります。

三連複BOXでは、

「上位5頭で3着まで独占する」

ことが必要だからです。

5頭BOXが向いているのはどんなレースか

では5頭BOXが悪い買い方なのかというと、そうとも限りません。

向いていそうなのは、

上位5頭と下位3頭の差がかなり大きいレース

です。

例えば、

上位5頭はどれが来てもおかしくない。

しかし下位3頭は、

  • 能力不足
  • 条件不適
  • 長期休養明け
  • 明確な距離不安

など、馬券内へ来る可能性がかなり低い。

この場合、

「上位5頭の順位は読めないが、下位3頭は消せる」

という構造になります。

これはBOXと相性があります。

つまり5頭BOXで本当に重要なのは、

5頭を選べるかではなく、3頭を消し切れるか

なのかもしれません。

「軸が分からないからBOX」は黄色信号

一方、

「どの馬が来るか全然分からないから5頭BOX」

という買い方は少し危険です。

分からないレースだから5頭へ広げる。

しかし8頭中3頭は消す。

これは、

自信がないのに、3頭についてだけは強く否定している

状態です。

本当に混戦なら、

消した3頭も来る可能性があります。

それなら、

馬券を広げるより、

レース自体を見送る

という選択肢もあります。

「買い目を増やせば不確実性を解決できる」

とは限りません。

10点買う前にオッズを確認する

三連複5頭BOXなら10点です。

100円ずつで1,000円。

このとき重要なのは、

最低でもどの組み合わせが当たれば利益になるのか

です。

仮に最も人気の組み合わせが4倍なら、

それが当たると400円。

1,000円購入して400円戻るので、的中しても600円負けです。

10倍ならトントン。

15倍なら500円利益。

つまり、

的中=勝ち

ではありません。

BOX買いでは特に、

「当てるために点数を増やした結果、人気決着では当たっても負ける」

ということが起こります。

小頭数でBOXを使うなら、

買う前に組み合わせごとのオッズも確認したいところです。

AIで検証するなら面白いテーマ

この現象は競馬AIでも検証してみたいテーマです。

例えば8頭以下のレースだけを抽出します。

そして、

パターンA

AI指数上位5頭の三連複BOX

パターンB

AI指数1位軸-2~6位流し

パターンC

p_place上位5頭BOX

パターンD

人気上位5頭BOX

を比較します。

見るのは、

  • 的中率
  • 回収率
  • 平均配当
  • 最大連敗
  • 消した馬の馬券内率
  • 何番目の指数馬が抜けやすいか

です。

特に、

AI指数6~8位の馬がどれくらい3着以内へ来ているか

を確認すると、5頭BOXが外れる理由をデータで見られます。

「6位馬」が一番重要かもしれない

8頭立てで上位5頭BOXを買うとき、

最も気になるのは指数6位です。

7位、8位はかなり低評価でも、

6位は5位とほとんど差がない場合があります。

例えば、

5位:p_win 0.080
6位:p_win 0.075

なら、順位だけを見ると5位と6位ですが、ほぼ横並びです。

この状況で、

「5位までBOXだから6位は消し」

とする合理性は弱いでしょう。

逆に、

5位:0.100
6位:0.030

なら大きな差があります。

BOXを考えるなら、

頭数ではなく指数の断層

を見る方がよいかもしれません。

「5頭」という数字に意味があるわけではない

5頭BOXは買い目10点なので、使いやすい数字です。

しかし、

8頭立てなら5頭BOX

というルールに理論的な意味があるわけではありません。

レースによっては4頭BOXで十分かもしれません。

逆に6頭まで差がないかもしれません。

重要なのは、

5頭を選ぶことではなく、どこまでを同じ評価グループと見るか

です。

AI指数なら、

上位何頭か

ではなく、

指数差が一定以内

という選び方も考えられます。

BOXを買う前のチェックリスト

小頭数で三連複BOXを買いたくなったら、次の点を確認してみます。

  • 「8頭しかいないから」という理由だけで買っていないか
  • 選んだ5頭より、消した3頭の理由を説明できるか
  • 消した馬は「勝てない」ではなく「3着以内も難しい」と言えるか
  • 5位と6位の評価差は本当に大きいか
  • 人気順位だけで下位3頭を消していないか
  • p_winだけで三連複を判断していないか
  • 上位5頭が馬券内を独占しやすいレースか
  • 10点すべて買う必要があるか
  • 軸にできる馬はいないか
  • 人気決着で的中した場合でも利益が残るか
  • 混戦だからBOXに逃げていないか
  • 本当に分からないなら見送る選択肢はないか

特に重要なのは、

「この5頭が来そう」ではなく、「残り3頭が本当に来ないのか」

という視点だと思います。

まとめ

8頭立てで三連複5頭BOX。

感覚的にはかなり当たりそうです。

8頭のうち5頭。

全体の62.5%を選んでいます。

しかし三連複の組み合わせとして見ると、8頭立てには56通りあり、5頭BOXがカバーするのは10通りです。

単純な組み合わせでは約17.9%にすぎません。

もちろん、実際には強い5頭を選ぶため的中確率はもっと高くなるでしょう。

それでも、

「5頭も選んでいるから安全」

とは言い切れません。

三連複で必要なのは、

選んだ5頭のうち誰かが来ることではなく、

1~3着の3頭すべてを5頭の中へ入れること

です。

そして5頭BOXを買うということは、

同時に、

消した3頭がすべて馬券外になることへ賭けている

とも言えます。

小頭数では、最下位人気でも絶望的な能力差があるとは限りません。

上位人気2頭に人気薄1頭が紛れ込むだけで、人気上位5頭BOXは外れます。

だから、

「8頭しかいない」

より、

「上位5頭と下位3頭の間に本当に大きな差があるか」

を見る方が重要です。

そして競馬AIで指数を使うなら、p_win順位だけでなく、三連複に対応した馬券内確率や、5位と6位の指数差も確認したいところです。

もしかすると、

「三連複5頭BOXがなぜか当たらない」

のではありません。

私たちが、

5頭BOXという買い方を実際以上に広くて安全な馬券だと感じている

だけなのかもしれません。

5頭を選ぶ。

その前に、

なぜ残り3頭を消せるのか。

そこを説明できるかどうかが、小頭数の三連複BOXを考えるうえで一番大切なのだと思います。

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