競馬AI運用にミニPCは使える?|MINISFORUM UM880 Plusを1年間使ってみた

ミニPCを使って競馬AIを動かしている様子 AI開発ログ

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競馬AIを作っていると、意外と悩むのが、

「どんなパソコンで動かすか」

という問題です。

Python。

LightGBM。

SQL。

JRA-VANなどから取得した競馬データ。

大量のCSVやデータベース。

モデルの学習。

毎週の予測。

競馬AIを本格的に運用し始めると、スマートフォンやタブレットだけでは完結しません。

とはいえ、

「競馬AI用に20万円、30万円のゲーミングPCを買う必要があるのか?」

というと、それも少し大げさに感じます。

そこで個人的に使っているのが、

MINISFORUMのミニPCです。

現在使っているのは、

MINISFORUM UM880 Plus

です。

購入したのは約1年前。

当時は現在ほどメモリ価格も高騰しておらず、購入価格は約87,000円でした。

そこから実際に競馬AIの開発・学習・予測などに使い続けていますが、現状、

競馬AIを運用するPCとしてはかなり満足しています。

今回は競馬AIブログらしく、

「ミニPCって本当にAI運用に使えるの?」

という視点から、実際に1年間使ってみた感想をまとめてみます。

そもそもミニPCとは?

ミニPCは、その名前の通り非常に小型のデスクトップパソコンです。

一般的なデスクトップPCというと、

机の下に大きなPCケースを置く。

というイメージがあります。

一方ミニPCは、機種にもよりますが手のひらより少し大きい程度です。

自分が使っているUM880 Plusも、一般的なデスクトップPCと比較するとかなり小さいです。

それでも中には、

CPU。

メモリ。

SSD。

有線LAN。

Wi-Fi。

映像出力。

USB。

など、普通のWindows PCとして必要な機能が入っています。

つまり、

「ノートPCから画面・キーボード・バッテリーを取り除いて、小さな箱にしたもの」

くらいに考えると分かりやすいと思います。

なぜ競馬AI用にミニPCを選んだのか

競馬AIを運用するだけなら、普通のデスクトップPCでもノートPCでもできます。

それでも自分がミニPCを選んだ大きな理由は、

場所を取らず、それなりに高性能だから

です。

競馬AI用PCには、個人的には巨大なGPUは必須ではありません。

自分の場合、主に使っているのは、

Python。

LightGBM。

SQL。

競馬データベース。

ブラウザ。

Excelなど。

です。

画像生成AIの巨大モデルをローカルで動かす。

LLMをローカルで本格運用する。

といった用途とは少し違います。

表形式の競馬データを処理してLightGBMを動かす用途なら、

CPUとある程度のメモリがしっかりしていれば十分実用的

だと感じています。

私が使っているのはMINISFORUM UM880 Plus

minis forum um880plusの写真

現在使っているのが、

MINISFORUM UM880 Plus

です。

公式仕様では、UM880 PlusにはAMD Ryzen 7 8845HSが搭載されています。

8コア16スレッドのCPUで、内蔵GPUにはRadeon 780Mを搭載しています。

またDDR5メモリのSODIMMスロットを2基備え、最大96GBまで対応。

M.2 NVMe SSDも2基搭載可能です。

USB4。

2.5Gbps LAN。

Wi-Fi 6E。

HDMI。

DisplayPort。

OCuLink。

なども備えています。

かなり小さなPCですが、中身は普通の事務用PCよりずっとパワフルな構成です。

競馬AIを1年間動かしてみた感想

人口知能を表現した絵

結論から言うと、

現状、特に困っていません。

これが一番率直な感想です。

競馬AIでは、

データベースからデータ抽出。

pandasで加工。

特徴量生成。

LightGBMで学習。

全レース予測。

結果出力。

バックテスト。

といった処理を繰り返しています。

もちろんデータ量やモデルによって処理時間は変わります。

しかし少なくとも自分が現在運用している競馬AIでは、

「ミニPCだから処理が重くて使い物にならない」

と感じることはありません。

普通に開発。

普通に学習。

普通に予測。

という使い方ができています。

「ミニ」だから性能も低いと思っていた

ミニPCを知らない頃は、

小さいPC=低性能

という印象がありました。

昔の小型PCというと、

Web閲覧。

Office。

動画視聴。

くらいの用途を想像します。

しかし最近のミニPCはかなり違います。

ノートPC向けとはいえ高性能なRyzenを積んだモデルも多く、UM880 PlusもRyzen 7 8845HSを搭載しています。

実際に使ってみても、

「小さいPCを使っている」

という感覚より、

普通に性能の高いWindows PCを使っている

という感覚に近いです。

LightGBM中心の競馬AIなら十分使える

調教馬を応援する様子
traning-support

競馬AIといっても、何をするかで必要性能は変わります。

自分の場合はLightGBMが中心です。

LightGBMは表形式データとの相性がよく、

馬。

騎手。

距離。

競馬場。

オッズ。

過去走。

などを特徴量として扱う競馬AIとも相性があります。

こうした用途では、

必ずしも数十万円するGPUを用意する必要はありません。

もちろん、

データ数億件。

モデルを大量に並列実行。

ディープラーニングを本格利用。

という世界まで行けば別です。

ただ、

個人が競馬AIを作る。

週末ごとに学習・予測する。

バックテストする。

くらいなら、ミニPCでも十分選択肢になると思います。

メモリを増やせるのも大きい

メモリの写真

競馬AIで意外と重要なのがメモリです。

pandasで大きなデータを扱っていると、

CPUより先にメモリが苦しくなる

ことがあります。

特に、

過去10年分。

全競馬場。

全馬。

全過去走。

とデータを増やしていくと、DataFrameがかなり大きくなります。

その点、UM880 PlusはSODIMMスロットを2基搭載し、公式仕様上は最大96GBのDDR5メモリに対応しています。

最初は必要最低限。

競馬AIが成長してデータ量が増えたらメモリを増設。

という使い方ができるのは便利です。

SSDを増設できるのも競馬AI向き

競馬データを長く蓄積していくと、ストレージも使います。

データベース。

CSV。

モデルファイル。

バックアップ。

分析結果。

ブログ用データ。

気付けばかなり増えます。

UM880 PlusはM.2 2280 NVMe SSDスロットを2基搭載し、公式仕様では合計最大8TBまで対応しています。

これも競馬AI用途ではありがたいところです。

最初から巨大SSDを購入しなくても、

容量が足りなくなったら追加する

という選択ができます。

複数画面を使えるのもかなり便利

競馬AIを触っていると画面をたくさん使います。

左画面。

Python。

中央。

データベース。

右画面。

ブラウザ。

といった使い方です。

あるいは週末なら、

競馬中継。

オッズ。

AI指数。

を同時に表示したくなります。

UM880 PlusにはHDMI、DisplayPort、USB4による映像出力が用意されています。公式仕様上、それぞれを利用した複数画面構成が可能です。

ミニPCというと、

「端子が少なそう」

という印象がありますが、このあたりも普通に使えています。

競馬AI専用機として置いておくのもあり

ミニPCの大きなメリットは、

場所を取らないこと

です。

例えば普段使っているメインPCとは別に、

競馬AI専用PC

として置く方法もあります。

データ取得。

DB更新。

学習。

予測。

をミニPC側で実行する。

普段のPCは普段の作業に使う。

このように役割分担できます。

ノートPCを一台増やすより設置面積もかなり小さいです。

常時稼働する用途とも相性がいい

競馬AIでは、

データ更新。

定期処理。

バッチ。

などを動かしたくなることがあります。

もちろん使用環境や冷却には気を付ける必要がありますが、

普段使いのPCを占有せず、

競馬AI用PCだけ処理を動かしておく

という運用ができます。

自分自身、現在もこのUM880 Plusを競馬AI運用に使っています。

購入から約1年。

競馬AI用として普通に稼働できているので、

少なくとも自分の用途ではミニPCにして困ったことはありません。

実はちょっとした3Dゲームも遊べる

購入して意外だったのがここです。

UM880 Plusは専用グラフィックボードを搭載しているわけではありません。

ただしRyzen 7 8845HSにはRadeon 780Mという内蔵GPUがあります。

そのため、

ちょっとした3Dゲームなら普通に遊べます。

自分自身も実際にゲーム用途で使うことがありますが、軽めの3Dゲームであれば特に問題なく遊べています。

もちろん、

最新のAAAタイトル。

4K最高設定。

高フレームレート。

を求めるなら、RTXなどの専用GPUを積んだゲーミングPCを選んだ方がいいと思います。

ミニPCを高性能ゲーミングPCの完全な代替と考えるのは違います。

ただ、

競馬AI。

ブラウザ。

仕事。

動画。

時々ゲーム。

くらいなら、一台でかなりこなせます。

OCuLinkがあるので後からGPUを追加する道もある

UM880 PlusにはOCuLinkも用意されています。

そのため対応する外付けGPU環境を用意すれば、後からグラフィック性能を強化する余地もあります。

最初は内蔵GPU。

必要になったら拡張。

という考え方もできます。

もちろん外付けGPUまで導入すると、

「ミニPCの省スペース性とは?」

という話にもなってきます。

それでも拡張手段が残されているのは面白いです。

ミニPCの一番の魅力は「性能/設置スペース」だと思う

自分が約1年使って感じる最大のメリットはこれです。

性能だけを追うなら、大型デスクトップPCがあります。

持ち運びならノートPCがあります。

しかし、

持ち運ばない。

でも大きなPCは置きたくない。

性能はそこそこ欲しい。

という人に、ミニPCはかなりハマります。

特に、

書斎。

小さなデスク。

在宅ワークスペース。

モニター裏。

など、PC本体へ場所を使いたくない環境では便利です。

一方、ミニPCが向かない人もいる

もちろん万人向けではありません。

最新ゲームを高画質で遊びたい

専用GPUを積んだデスクトップPCの方が適しています。

ローカル生成AIを本格的に動かしたい

大規模LLMや画像生成AIをGPUで高速処理したいなら、NVIDIA製GPUなどを搭載したPCの方が選びやすいです。

パーツを自由に交換したい

大型デスクトップなら、

GPU。

CPU。

電源。

冷却。

などを自由に交換できます。

ミニPCはメモリ・SSDなどの拡張はできますが、自作デスクトップほど自由ではありません。

とにかく安いPCが欲しい

競馬AIを使わず、

Web閲覧。

YouTube。

Word。

くらいなら、UM880 Plusほどの性能は必要ないかもしれません。

もっと安価なミニPCもあります。

逆にこんな人にはかなり向いていると思う

MINISFORUMのミニPCを候補にしてもよさそうなのは、

競馬AIを自作したい。

Pythonを使いたい。

データ分析をしたい。

在宅勤務でも使いたい。

デスクを広く使いたい。

複数モニターを使いたい。

少しゲームもしたい。

PC本体に20万円以上は出したくない。

という人です。

特に、

競馬AI+普段使い

を一台で済ませたい人との相性はかなり良いと思います。

約87,000円で買えた当時はかなり満足度が高かった

自分がUM880 Plusを購入したときは、

約87,000円でした。

現在とはメモリやPCパーツの価格環境も違うため、今後も同じ価格で購入できるとは限りません。

実際、MINISFORUM公式ストアでも価格や構成、キャンペーンは変動します。

そのため、

「87,000円で買えるPC」

として紹介するつもりはありません。

あくまで、

自分が購入した当時は87,000円だった

という記録です。

購入する場合は、その時点の公式ストア価格やキャンペーンを確認するのがいいと思います。

MINISFORUMはモデル数がかなり多い

MINISFORUMを見ていると、

少し困ることがあります。

機種が多いです。

UMシリーズ。

高性能モデル。

廉価モデル。

Intel系。

AMD系。

GPU関連。

など、かなり選択肢があります。

競馬AI用途なら、必ずしも最上位モデルを買う必要はありません。

見るなら、

CPU。

メモリ容量。

メモリ増設可否。

SSD容量。

SSD増設可否。

LAN。

映像出力。

あたりを確認すればよいと思います。

競馬AI用途ならCPUとメモリを優先したい

自分なら競馬AI用PCを選ぶとき、

GPUより、

CPUとメモリ

を優先します。

LightGBM。

pandas。

SQL。

といった用途が中心だからです。

特にデータ量が増えると、メモリ容量はかなり重要です。

16GBでも始められます。

ただ長くAIを育てるつもりなら、

32GB。

さらに大量データを扱うなら64GB。

という選択肢もあります。

UM880 Plusのように後からメモリを増設できるモデルなら、最初から最大容量を購入する必要もありません。

競馬AI初心者なら「PCより先にモデルを作る」でもいい

一つだけ注意したいのは、

競馬AIを始める=高性能PC購入

ではないことです。

今持っているPCでPythonが動くなら、まず作ってみればいいと思います。

CSVを読み込む。

pandasで加工する。

LightGBMを動かす。

ここまでなら、多くのPCで試せます。

その後、

処理が遅い。

メモリが足りない。

専用機が欲しい。

となったときにミニPCを検討すれば十分です。

PCを買っただけでは競馬AIは強くなりません。

それでも「競馬AI専用機」があると楽になる

馬のオブジェ

一方、一度本格的に運用を始めると、

専用PCは便利です。

データベースを置く。

Python環境を固定する。

定期処理を動かす。

競馬AI関係のファイルをまとめる。

そうすると、

普段使いPCの環境変更でAIが動かなくなった

というリスクも減らせます。

自分の場合もUM880 Plusが、

競馬AIを置いておく小さな作業場

のような存在になっています。

1年間使って感じたのは「ミニPCでも普通に足りる」

購入前は、

小さすぎる。

性能不足では?

熱は大丈夫?

競馬AIを動かせる?

という不安もありました。

でも約1年使った現時点では、

少なくとも自分の競馬AI運用では申し分なく使えています。

LightGBMによる学習。

予測。

SQL。

データ加工。

ブログ運営。

さらに軽めのゲーム。

一台でかなりこなしてくれています。

ミニPCというカテゴリ自体への印象がかなり変わりました。

競馬AIを始める人の選択肢としてはかなり面白い

競馬AIを作ろうと思ったとき、

高性能ゲーミングPC。

ノートPC。

自作PC。

クラウド。

いろいろな選択肢があります。

その中でミニPCは、

性能・価格・省スペースのバランスを取りやすい選択肢

だと思います。

特にLightGBMなどを使った表形式データ中心の競馬AIなら、巨大なGPUがなくても始められます。

「競馬AI専用にもう一台欲しい」

という人にも向いています。

まとめ

自分は約1年前に、

MINISFORUM UM880 Plus

を購入しました。

購入価格は当時約87,000円。

そこから、

Python。

LightGBM。

SQL。

競馬データの加工。

モデル学習。

毎週のAI予測。

といった用途に使っています。

現時点では、

競馬AI用PCとして特に不満なく運用できています。

さらにRadeon 780Mを搭載しているため、自分の使い方では軽めの3Dゲームも普通に遊べています。

もちろん、

最新ゲームを最高設定で遊ぶ。

大規模生成AIをローカルで回す。

PCパーツを自由に交換する。

という用途なら、大型デスクトップPCの方が向いています。

しかし、

競馬AI。

データ分析。

仕事。

Web閲覧。

動画。

時々ゲーム。

という使い方なら、ミニPCという選択肢はかなり面白いです。

個人的に一番気に入っているのは、

これだけ小さいのに、普段は「小型PCを使っている」と意識しないくらい普通に使えること

です。

競馬AIを作りたい。

でも大きなゲーミングPCまでは必要ない。

デスクも広く使いたい。

そんな人なら、MINISFORUMのミニPCを一度候補に入れてみてもいいと思います。

価格や構成、キャンペーンは時期によって変わるため、購入を検討する場合は最新情報を公式ストアで確認してみてください。

競馬AIに必要なのは、高価なPCそのものではありません。

大切なのは、

データを集める。

モデルを作る。

結果を見る。

修正する。

そしてまた予測する。

この繰り返しです。

その作業を毎週黙々とこなしてくれる小さなPC。

自分にとってUM880 Plusは、そんな競馬AIの裏方として現在も動き続けています。

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