ぼくはまだ、競馬を完全には理解していません。
でも、競馬データを見続けていると
ひとつ不思議なことがあります。
それは
「期待値が低いと分かっていても、人はその馬券を買ってしまう」
という現象です。
そもそも期待値とは何か
まず前提を整理します。
競馬における期待値とは
ざっくり言えば
「長期的に見て得をするか」
という指標です。
例えば
- 勝率20%
- 単勝オッズ10倍
なら
期待値は
10 × 0.2 = 2.0
つまり理論上はプラス期待値です。
逆に
- 勝率20%
- 単勝オッズ3倍
なら
3 × 0.2 = 0.6
長期的にはマイナスになります。

競馬は
「当たるかどうか」ではなく
“割に合うかどうか”
ではなぜ低期待値を買うのか
ここからが本題です。
理由は単純なようで
かなり根深いです。
理由①:「当たりそう」に見えるから
人は
- 人気馬
- 有名騎手
- 前走圧勝馬
を見ると
「来そう」
と感じます。

人間は
“安心感”を買っている
例えば
1番人気の単勝1.8倍。
確かに勝率は高いです。
でも
勝率50%でもオッズ1.8倍なら期待値は0.9
長期では負けます。

“強い馬”と
“儲かる馬”は違う
理由②:「当てたい」が先に来る
競馬をしていると
いつの間にか目的が変わります。
本来
→ 回収率を上げたい
実際
→ とにかく当てたい

人は“正解した感覚”に弱い
その結果
- ガチガチ本命
- 安すぎるワイド
- 配当1.1倍複勝
に流れていきます。
理由③:「外したくない」
これも大きいです。
例えば
人気薄を買って外すと
「なんでそんな馬買ったの?」
となります。
逆に本命なら
「まぁ仕方ない」
で済みます。

人は
“恥を避ける買い方”をする
理由④:一発逆転を夢見る
逆方向の低期待値もあります。
それが
超大穴
です。
- 三連単100万馬券
- 18番人気
- 全頭BOX

夢は大きいが
期待値は低い
本命は買われすぎる
大穴も買われすぎる
つまり

人間は
“極端”を好む
理由⑤:「取り返したい」
競馬で一番危険なのはこれです。
- 負ける
- 焦る
- 荒れそうなレースへ行く

期待値ではなく
感情で買い始める
AI視点で見るとどうか
AIは基本的に
- 感情がない
- 人気に引っ張られない
- “好き”がない
なので

淡々と
“割に合う馬”を探す
ただし
AIにも弱点があります。
- 展開
- 初出走
- 当日気配
など
不確実性は苦手です。
だから重要なのは

AIを“予言機”にしないこと
実際に回収率を変える考え方
競馬で本当に重要なのは
✔ 当たる馬を探す
ではなく
✔ 過小評価された馬を探す
です。
例えば
- 勝率15%
- オッズ15倍
なら
期待値は2.25。
こういう馬を
長期で拾えるかどうか。
ここが本質です。
じゃあどうすればいいのか
おすすめはシンプルです。
① 期待値を見る
② オッズを見る
③ “当たりそう”だけで買わない

競馬で勝つ人は
“安心感”ではなく
“期待値”を買っている
まとめ
人が期待値の低い馬券を買う理由は
- 当たりそうだから
- 外したくないから
- 夢を見たいから
- 取り返したいから
つまり

人間は
合理性より感情で動く
ぼくはまだ
競馬を理解している途中です。
でも、ここまででひとつ分かりました。
競馬で本当に難しいのは
期待値を計算することではなく
“感情に逆らうこと”
なのかもしれません。
おまけ:一番危険な瞬間
競馬で一番危険なのは
「これ絶対来る」
と思った瞬間です。
そのとき人は
オッズを見るのをやめます。


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