競馬を長く続けていると、気になる数字があります。
「結局、競馬で勝っている人って何%くらいいるの?」
というものです。
SNSを見ると、
年間回収率120%。
今年は+50万円。
10年連続プラス。
という人もいます。
一方で、
「競馬で長期的に勝てる人は2%しかいない」
「97%は負ける」
「回収率100%を超える人は3%程度」
という話もよく見かけます。
では実際、JRAで馬券を買っている人のうち、年間回収率100%を超えている人は何%なのでしょうか。
2%?
3%?
10%くらい?
今回は、
競馬で回収率100%を超える人がどれくらいいるのか
を、分かるデータと分からないデータを分けながら考えてみます。
- 先に結論:正確な割合は分からない
- ネットでよく見る「2%」はどこから来た?
- 国内では「100人中3人」というアンケートもある
- それでも「少数派」なのはかなり確からしい
- 払戻率80%なら80%の人が負ける?
- 「平均80%」と「100%超の人数」は別の話
- 短期なら100%を超える人はかなり増える
- 1日単位なら半分近く勝つ日があってもおかしくない
- 「年間100%超」と「長期100%超」も分けたい
- 海外の競馬データでも「上手い人」は存在する
- プロ・熟練者と一般購入者には差がある可能性
- 市場には「上手い人」がいるからさらに難しくなる
- 「当てる」だけなら100%超にはならない
- 回収率100%は「25%くらい予想が上手ければいい」でもない
- 人気薄を狙えば100%を超えやすい?
- 回収率100%超の割合は「購入回数」でも変わる
- 年間回収率110%でも「本当に勝てる人」とは限らない
- 本当にすごいのは「100%を少し超え続ける人」
- もし「3%」だとしたらどれくらい少ない?
- SNSは「勝っている人の比率」を測るには向いていない
- AI予想でも同じ問題がある
- 回収率100%はゴールというより「市場に勝ったか」の境界線
- 80%でも「平均的」とは限らない
- 競馬AIなら「100%を超えたか」だけで評価しない
- では現実的には何%くらいだと思えばいい?
- 「何%いるか」より自分が確認できる数字を見る
- 100%を超えるには「当てる」以外の能力も必要
- 「回収率100%を超える人」は結果なのか、能力なのか
- まとめ
先に結論:正確な割合は分からない

いきなり少し残念な結論です。
今回調べた範囲では、
JRA利用者全体について「年間回収率100%以上の人は○%」と公表した統計は確認できませんでした。
JRAから確認できるのは、
馬券種ごとの払戻率。
売上。
競馬開催に関する各種統計。
などです。
しかし、
100万人の購入者のうち何人が年間プラスだったか
という個人別収支の分布は公開されていません。
そのため、
「JRAでは正確に2.3%です」
のような断定は難しいです。
まずここは押さえておきたいです。
ネットでよく見る「2%」はどこから来た?

「ギャンブルで勝てるのは2%程度」
という数字はかなり広く出回っています。
ただし調べてみると、少なくとも学術研究で引用される「約2%がプラス」という数字の一部は、競馬そのものではなくスポーツベッティング市場を対象とした研究に由来します。
スポーツベッティング研究では、少数の参加者が市場の歪みを利用して有意なプラスリターンを得ていたという報告があります。別の研究でも、この結果を「約2%のbettorがpositive returns」と紹介しています。
つまり、
「2%」という数字をそのままJRA競馬ファンへ当てはめるのは少し危険
です。
市場構造。
控除率。
馬券方式。
対象期間。
参加者層。
すべて違います。
国内では「100人中3人」というアンケートもある
日本の競馬関連メディアでは、競馬好き100人を対象にしたアンケートとして、
100%以上 3人
90~99% 5人
80~89% 18人
70~79% 22人
69%以下 52人
という結果を掲載している例があります。
つまり、その調査だけを見れば、
回収率100%超は3%
です。
ただし、これを、
「日本の競馬ファン全体の3%」
と考えるのも難しいです。
100人という比較的小さな標本です。
さらに、
どのくらいの期間の回収率なのか。
購入記録から算出したのか。
本人の自己申告なのか。
どの程度競馬をする人を対象にしたのか。
などによって数字は変わります。
参考にはできますが、公的統計とは分けて考えたいところです。
それでも「少数派」なのはかなり確からしい
正確に2%なのか3%なのかは分かりません。
しかし、
長期間で回収率100%を超える人が多数派ではない
という点はかなり合理的に考えられます。
最大の理由は控除率です。
JRAでは通常時、単勝・複勝の払戻率は80%。
その他の投票法も70~77.5%の範囲に設定されています。
JRAスーパープレミアムでは全券種を上限の80%へ引き上げますが、逆にいえば通常は馬券種によって20~30%程度が払戻原資から控除される構造です。
競馬参加者全体として見れば、
最初から合計100円が100円のまま戻ってくるゲームではありません。
ここがかなり大きいです。
払戻率80%なら80%の人が負ける?

ただし、ここでよくある勘違いがあります。
単勝の払戻率80%。
だから、
80%の人が負ける。
あるいは、
平均的な人は必ず回収率80%になる。
というわけではありません。
払戻率は、
購入者全体のお金のうち、どれくらいが的中者へ戻るか
という話です。
個人ごとの人数割合ではありません。
例えば100人が1万円ずつ買ったとします。
総購入額100万円。
仮に80万円が払戻側へ戻る。
この80万円を、
1人が全部取る
ことも理論上はあります。
10人で分けることもあります。
90人へ薄く戻ることもあります。
つまり払戻率だけでは、
何%の人が最終的にプラスなのかは計算できません。
「平均80%」と「100%超の人数」は別の話
ここはかなり重要です。
例えば5人の回収率が、
150%
120%
70%
40%
20%
だったとします。
平均は80%。
でも100%を超えている人は2人。
40%です。
別のグループが、
101%
99%
90%
80%
30%
なら平均80%。
100%超は1人。
20%です。
同じ平均回収率80%でも、勝っている人数割合は変わります。
そのため、
「JRAの払戻率が約75%だから勝っている人は25%」
のような計算はできません。
短期なら100%を超える人はかなり増える

もう一つ難しいのが、
期間
です。
例えば今日だけ。
1レースだけ買った。
単勝5倍を当てた。
回収率500%。
立派な勝ち組です。
今月10レース。
大きな配当が一つ当たった。
回収率150%。
これもプラスです。
しかし、
年間500レース。
5年間。
10年間。
となると話が変わります。
試行回数が増えるほど、偶然の大当たりだけでプラスを維持するのは難しくなります。
だから、
「競馬で回収率100%を超える人は何%?」
という質問には、本来、
どの期間で?
を付ける必要があります。
1日単位なら半分近く勝つ日があってもおかしくない
極端な話、
日曜日に3レースしか買わない人
なら、その日プラスになる確率はそれなりにあります。
高配当を一つ取れば終日プラスです。
SNSでは、
「今日は+2万円!」
という投稿もかなり見かけます。
でもそれは、
年間収支がプラス
という意味ではありません。
日単位。
週単位。
月単位。
年間。
生涯。
で「勝ち組割合」はまったく変わるはずです。
「年間100%超」と「長期100%超」も分けたい
例えば、
2024年 130%
2025年 72%
2026年 85%
という人。
2024年だけ見れば勝ち組です。
でも3年間合計ではどうでしょうか。
購入額が毎年同じなら、
平均的には100%を下回ります。
逆に、
95%
103%
106%
という人なら、派手ではありませんが複数年では強いかもしれません。
そのため本当に知りたいのは、
「今年たまたま100%を超えた人」
より、
複数年にわたって100%を維持できる人がどれだけいるのか
だと思います。
おそらくこちらの人数はさらに少なくなります。
海外の競馬データでも「上手い人」は存在する

では、競馬で勝つことそのものが不可能なのでしょうか。
そうとも言い切れません。
海外では個人単位の大量の馬券データを使った研究があります。
フィンランドのパリミュチュエル競馬市場を扱った研究では、18,640人による58万件以上のオンライン馬券を分析し、大きな金額を締切近くに投じる馬券ほど相対的に高いリターンを示すことが報告されています。つまり、購入者の行動や情報量によって成績に差がある可能性があります。
またニュージーランドの競馬市場では、1億2,600万件という大量の個別馬券データを使った研究で、高額を賭ける「insiders」がその他の購入者より実現リターンで7.5ポイント上回ったと報告されています。
すべての購入者が同じ成績になるわけではありません。
プロ・熟練者と一般購入者には差がある可能性
別のパリミュチュエル競馬研究でも、レクリエーション目的の購入者と、より専門的な購入者の間に成績差が確認されています。
特にプロ側が、低オッズ馬や取引量の大きな市場で相対的に優れたリターンを得ていたという結果があります。
これは、
「誰も勝てない」
という話ではありません。
少数ではあっても、
情報。
予測能力。
市場価格の理解。
購入タイミング。
資金量。
によって、平均より良い成績を出す参加者は存在します。
ただし、
平均より上
と、
100%を超える
も同じではありません。
ここも注意したいところです。
市場には「上手い人」がいるからさらに難しくなる

これは少し面白い話です。
競馬では、
初心者だけを相手にしているわけではありません。
毎週データを分析する人。
AIを作っている人。
長年馬券を買っている人。
大量購入するプロ。
市場参加者全員が同じオッズを作っています。
つまり、
自分が回収率100%を超えるには、
控除率20~30%程度のハンデを乗り越えるだけではなく、
他のかなり上手い購入者よりも割安な馬券を見つける
必要があります。
これが難しいです。
「当てる」だけなら100%超にはならない
競馬で回収率100%を超えようとすると、
的中率を上げよう
と考えたくなります。
でも、
的中率=回収率
ではありません。
例えば、
10回中9回的中。
的中率90%。
でも全部1.1倍付近。
最後の1回を外した。
なら資金はほとんど増えません。
一方、
10回中2回しか的中しない。
でも平均配当8倍。
ならプラスになる可能性があります。
競馬で100%を超えるのに必要なのは、
たくさん当てること
ではなく、
自分が推定した確率に対して高いオッズを買い続けること
です。
回収率100%は「25%くらい予想が上手ければいい」でもない
例えば平均払戻率75%だとします。
100%まで25ポイント。
なら、
「普通の人より25%上手ければいい」
と思いたくなります。
でも実際にはそう単純ではありません。
馬券ごとにオッズは違います。
市場の効率性もあります。
人気馬と穴馬では期待回収率の傾向も異なります。
何より、
「自分だけが知っている25%の優位性」
を見つけ続ける必要があります。
一度うまくいった条件でも、市場に織り込まれれば優位性は薄れます。
人気薄を狙えば100%を超えやすい?

高配当を当てれば回収率は一気に上がります。
すると、
穴馬を狙えばいい
となりそうです。
しかし競馬市場では昔から「favorite-longshot bias」が多く研究されており、極端な人気薄ほど期待リターンが悪化する傾向が確認された市場もあります。
大規模な競馬データ研究では、人気馬を買い続けた場合の損失が比較的小さい一方、超人気薄ほど平均リターンが大きく悪化する例も報告されています。
高いオッズそのものが期待値ではありません。
ここは競馬AIでも何度も考えてきた部分です。
回収率100%超の割合は「購入回数」でも変わる
例えば2人います。
Aさん。
年間10レース。
Bさん。
年間1,000レース。
どちらが100%を超えやすいでしょうか。
短期的にはAさんです。
たまたま10倍を一つ当てれば、一気にプラスになります。
Bさんは1,000回試行するため、偶然の一撃の影響が薄くなります。
ただし、
実力を測りやすいのはBさん
です。
回収率100%を超えている人の割合を考えるとき、
少数回しか馬券を買わない人まで含めるか
でも数字が変わります。
年間回収率110%でも「本当に勝てる人」とは限らない
例えば年間100レース。
回収率110%。
良い成績です。
でも、その中に50倍の的中が一つ入っていた。
翌年同じ馬券を買っても、その50倍が来なかった。
すると80%まで落ちるかもしれません。
だから、
回収率100%超
だけではなく、
対象レース数。
最大払戻依存度。
複数年成績。
最大ドローダウン。
なども見たいところです。
本当にすごいのは「100%を少し超え続ける人」

競馬では、
年間回収率200%!
のような数字の方が目立ちます。
でも個人的には、
105%。
108%。
110%。
くらいを何年も続けている人の方が気になります。
派手な高配当に依存せず、
毎年少しずつ市場を上回っている。
もし十分な購入回数でこれが続いているなら、偶然だけでは説明しにくくなります。
競馬市場研究でも、実際にプラス期待値を作れる戦略を探す研究は昔からあります。一部の市場・条件ではホールドアウトデータでもプラスリターンを確認した研究がありますが、現実的なリアルタイム条件にすると優位性が消えるケースも報告されています。
見つけることより維持することの方が難しい
という話なのかもしれません。
もし「3%」だとしたらどれくらい少ない?
仮に参考値として、
100%超=3%
と置いてみます。
100人なら3人。
1,000人なら30人。
SNSで30人の勝ち報告を見れば、
「競馬って結構勝てるのでは?」
と感じるかもしれません。
でも残り970人が投稿していなければ見えません。
さらに勝っている30人の方が、
回収率。
的中馬券。
万馬券。
を積極的に公開する可能性があります。
するとタイムライン上では、
現実の割合以上に勝っている人が多く見える
ことがあります。
SNSは「勝っている人の比率」を測るには向いていない
これはかなり重要だと思います。
例えば土曜日。
1万人が馬券を買う。
9,500人は負ける。
500人が勝つ。
勝った人のうち100人がSNSへ投稿。
負けた人は50人しか投稿しない。
タイムライン上では、
勝ち報告100。
負け報告50。
になります。
実際には95%が負けていても、
SNSでは勝っている人の方が多く見える。
競馬で、
「みんな万馬券当ててる」
と感じる理由にもつながります。
AI予想でも同じ問題がある
AI予想を見ても、
回収率130%。
年間プラス。
という数字があります。
ただし確認したいのは、
事前公開か。
全レースが残っているか。
購入ルールは固定か。
途中で条件を変更していないか。
何レースあるか。
です。
後から、
この条件だけ買えば150%でした
と切り取るのは簡単です。
本当に難しいのは、
事前に決めた条件で未来のレースを買い続けて100%を超えること
です。
回収率100%はゴールというより「市場に勝ったか」の境界線
100%という数字は特別に見えます。
99%。
負け。
101%。
勝ち。
でも差はわずか2ポイントです。
実際には、
98%を10年間続けた人。
105%を1年間だけ出した人。
どちらが予測能力として優秀なのかは簡単には決められません。
短期間の100%超に固執するより、
市場平均よりどれくらい良い成績を安定して出しているか
を見る方が有益な場合があります。
80%でも「平均的」とは限らない
単勝・複勝なら通常払戻率80%。
だから回収率80%なら普通。
とも言い切れません。
馬券種。
人気帯。
購入方法。
によって基準は変わります。
例えば極端な人気薄ばかり買えば、平均回収率がさらに悪くなる市場もあります。
逆に人気馬中心なら控除率ほど大きく負けないケースも研究されています。
そのため、
「80%だったから平均」
ではなく、
同じ戦略を無作為に続けた場合と比べてどうなのか
を見る方が本当は重要です。
競馬AIなら「100%を超えたか」だけで評価しない
自分の競馬AIでも、最終的には回収率100%を超えられるかを観察しています。
ただし、
100%を超えた。
成功。
下回った。
失敗。
だけにはしたくありません。
p_winは正しく校正されているか。
期待値の高い馬ほど本当に成績が良いか。
高配当に依存していないか。
人気帯による偏りはないか。
市場との乖離は再現するか。
こうした部分も見ています。
回収率は重要ですが、
なぜその回収率になったのか
まで見る必要があります。
では現実的には何%くらいだと思えばいい?

ここまで整理すると、
「結局何%なの?」
と言いたくなります。
現時点では、
JRA競馬ファン全体について信頼できる正確な数字は分からない
というのが一番安全な答えです。
一方、
国内の小規模アンケートで3%という例がある。
スポーツベッティング研究ではごく少数のプラス参加者が確認されている。
競馬研究でも、プロ・高額購入者など一部の参加者が相対的に高いリターンを得ている。
そしてJRA自体が20~30%程度の控除を持つ市場である。
これらを考えると、
十分な試行回数を前提に、長期で回収率100%を超え続ける人はかなり少数派
と考えるのは自然です。
ただし、
「だから3%です」
とは言い切れません。
「何%いるか」より自分が確認できる数字を見る
考えてみると、
日本全体で何%が勝っているか
が分かったとしても、自分の成績が良くなるわけではありません。
むしろ重要なのは、
自分の購入記録です。
年間購入額。
年間払戻額。
回収率。
的中率。
平均オッズ。
最大払戻を除いた回収率。
券種別回収率。
人気別回収率。
これらを記録する。
その方が、
自分が平均より上手いのか。
一時的に上振れているだけなのか。
改善しているのか。
が見えてきます。
100%を超えるには「当てる」以外の能力も必要
長期的に100%を超えるには、
予想力だけではなく、
買わない力。
オッズを見る力。
条件を絞る力。
資金管理。
ルールを守る力。
も必要になります。
例えば完璧に勝ち馬を当てなくても、
割安な馬券だけ選ぶ。
割高なら見送る。
これができれば回収率は改善します。
逆に高い的中率があっても、
オッズを無視。
買い目を広げすぎる。
取り返すために賭け金を増やす。
となれば100%を超えるのは難しくなります。
「回収率100%を超える人」は結果なのか、能力なのか

ここも面白いところです。
年間回収率120%。
この人は上手い。
とは限りません。
たまたま当たった可能性があります。
逆に年間95%。
でも10年間ずっと90~105%付近。
この人の方が市場にかなり近いところまで予測できている可能性もあります。
回収率100%という線は収支上重要です。
ただし能力評価としては、
100を跨いだかだけでは少し粗い
と思います。
まとめ
競馬で回収率100%を超える人は何%いるのでしょうか。
ネットでは、
2%。
3%。
などの数字を見かけます。
国内にも100人中3人が100%を超えたというアンケート例があります。
しかし今回調べた限り、
JRA馬券購入者全体について、年間回収率100%以上の人数割合を示した公的な統計は確認できませんでした。
そのため、
「競馬で勝てる人は正確に3%」
と断定するのは難しいです。
ただし競馬の仕組みを見ると、
長期的に100%を超え続けることが難しい理由は分かります。
馬券には20~30%程度の控除があります。
市場には初心者だけでなく、長年分析している購入者やプロ、高額購入者も参加しています。
海外の個人馬券データでも、参加者によってリターンには差があり、高額・専門的な購入者が相対的に優れた成績を示す研究があります。
そして短期の100%超なら偶然でも起こります。
1日。
1か月。
年間。
5年間。
と期間を延ばすほど、
「たまたま勝った人」と「継続的に優位性を持つ人」が分かれていきます。
だから、
回収率100%を超える人は何%?
という問いへの現時点での答えは、
正確な割合は分からない。ただし十分な試行回数と長期間を条件にすれば、かなり少数派と考えるのが自然
になると思います。
個人的には、「3%」という数字そのものより、
その数字を見たときに、
何人を調べた?
どの期間?
自己申告?
何レース買った?
高配当一発では?
と考える方が重要だと思います。
競馬AIでも同じです。
回収率110%。
それだけなら魅力的です。
しかし本当に見たいのは、
何レース。
何年間。
どんな条件。
どんなオッズ。
どれだけ高配当に依存しているか。
そして未来でも再現したか。
です。
競馬で100%を超えるのが難しい理由は、
単に「当てるのが難しいから」ではありません。
最初から控除というハンデを背負った市場で、他の参加者より少しだけ正しく価格を判断し、それを長期間続けなければならないから。
そう考えると、
年間105%。
110%。
という一見地味な数字を何年も維持する人の方が、実はかなりすごいのかもしれません。




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