競馬新聞を初めて開いたとき、かなり面食らうと思います。
馬名。
枠番。
馬番。
騎手。
斤量。
血統。
調教師。
前走。
前々走。
タイム。
着差。
通過順位。
上がり。
調教。
馬体重。
新聞の印。
独自指数。
コメント。
何だかよく分からない数字や記号が大量に並んでいます。
競馬を始めたばかりの人からすると、
「結局どこを見ればいいの?」
となるのが普通だと思います。
このブログではこれまで、競馬AIについて考える中で、
騎手。
血統。
枠順。
距離。
馬場。
脚質。
オッズ。
調教。
陣営コメント。
など、さまざまな情報について考えてきました。
AIなら数十、数百の特徴量を同時に扱えます。
しかし競馬初心者が、最初から全部覚える必要があるのでしょうか。
個人的には、むしろ逆だと思います。
最初から情報を詰め込みすぎると、
「何が重要なのか分からない」
状態になりやすいです。
そこで今回は、
今日初めて競馬新聞を開いた人に「とりあえずここだけ見ておけばいい」と勧めるなら何を見るか
を考えてみます。
- 最初から全部理解しようとしなくていい
- 初心者ならまず5つだけ見る
- 1つ目は人気とオッズを見る
- 人気は「答え」ではなく市場の評価
- 1番人気と5番人気を比べてみる
- 2つ目は直近3走くらいを見る
- 着順だけで強さを決めない
- 着差を一緒に見るとかなり分かりやすい
- 初心者はまず「最近ちゃんと走っているか」でいい
- 3つ目は距離を見る
- 初心者なら「今回と同じくらいの距離で走れているか」を見る
- 芝とダートも一緒に見る
- 4つ目は脚質を見る
- 最初は「逃げそうな馬」を探すだけでも面白い
- 脚質が分かるとレース観戦が急に面白くなる
- 5つ目は騎手を見る
- 騎手だけで馬を買う必要はない
- 新聞の「印」はどう見る?
- 印が集中している馬をまず観察する
- 最初は見なくてもいいものもある
- 調教も最初は後回しでいいと思う
- 馬体重も数字だけでは判断しにくい
- 上がり3Fも意味が分かってからでいい
- 初心者ほど「情報を足す」より「比較する」
- 「なぜこの馬が人気なのか」を当てるゲームにしてみる
- 最初から穴馬を探さなくてもいい
- 馬券も最初はシンプルでいい
- 初心者に単勝を勧めたい理由
- 複勝なら「安定して走りそうな馬」を考えられる
- AIなら何百の特徴量を見られる。でも人間は?
- 「特徴量を増やせば強くなる」はAIでも必ずしも正しくない
- 初心者向け「競馬新聞30秒チェック」
- 競馬新聞を見る目的は「正解を探す」ことではない
- 初心者の最初の目標は「レースを説明できる」こと
- 慣れてきたら一つずつ情報を増やす
- 初心者のうちは新聞の余白が多いくらいでちょうどいい
- 「全部見ない」は手抜きではない
- まとめ
最初から全部理解しようとしなくていい
まず一番伝えたいのはこれです。
競馬新聞に書いてある情報を、全部理解する必要はありません。
競馬歴が長い人でも、すべての項目を同じ重要度で見ているわけではないと思います。
血統を重視する人。
調教を見る人。
展開を重視する人。
騎手を見る人。
数字を中心に見る人。
それぞれ違います。
競馬新聞は、
全部見るためのものではなく、自分が必要な情報を取り出すためのもの
と考えた方が分かりやすいです。
初心者なら、なおさら絞った方がいいと思います。
初心者ならまず5つだけ見る

もし、
「今日初めて競馬をします」
という人に説明するなら、最初は次の5つに絞ります。
- 人気・オッズ
- 直近3走くらいの成績
- 今回と過去の距離
- 脚質・通過順位
- 今回の騎手
個人的には、まずこれくらいで十分だと思います。
血統。
調教時計。
細かなラップ。
馬体重の増減。
厩舎コメント。
新聞独自指数。
これらは一旦後回しです。
もちろん重要な情報ではあります。
ただ、最初から全部見ると、情報量が多すぎます。
まずは、
この馬はどれくらい評価されていて、最近どんな競馬をしていて、今回はどんな条件で走るのか
が分かれば十分です。
1つ目は人気とオッズを見る

最初に見るのは、意外かもしれませんがオッズです。
初心者というと、
「オッズに惑わされず自分で予想しよう」
と言いたくなります。
でも最初は、むしろ市場評価を参考にしていいと思います。
例えば18頭立て。
どの馬が強いか何も分からない。
その状態で馬柱だけを見ても難しいです。
まず、
1番人気。
2番人気。
3番人気。
を確認します。
すると、
「世間ではこの3頭が強そうだと思われているんだな」
という基準ができます。
これはかなり大きいです。
人気は「答え」ではなく市場の評価
もちろん1番人気が必ず勝つわけではありません。
人気馬も普通に負けます。
ただ、競馬を始めたばかりの人が、
15頭以上いる馬をゼロから比較する
よりは、
まず市場が高く評価している馬を見る
方が理解しやすいです。
個人的には人気を、
みんなの予想をまとめた参考値
くらいに考えるのがおすすめです。
「1番人気だから買う」
ではなく、
「なぜこの馬が1番人気なんだろう?」
と馬柱を見る。
これだけでも競馬新聞の読み方が変わります。
1番人気と5番人気を比べてみる

初心者におすすめなのは、
全頭を見ることではなく、
1番人気。
3番人気。
5番人気。
くらいを比べることです。
例えば、
1番人気は前走1着。
3番人気は前走2着。
5番人気は前走8着。
だった。
では5番人気は、なぜ5番人気まで支持されているのか。
前走より距離が合いそう?
強い騎手へ乗り替わった?
前走は不利があった?
こうやって理由を探すと、自然に新聞を見るポイントが増えていきます。
2つ目は直近3走くらいを見る

次に見たいのが近走成績です。
競馬新聞には過去5走程度載っていることが多いですが、初心者なら最初は直近3走くらいで十分だと思います。
見るのは着順です。
ただし、
1着。
3着。
8着。
という数字だけを見るのではなく、
どんな相手・条件で走った結果なのか
を少しだけ意識します。
着順だけで強さを決めない
例えば、
A馬
前走1着
B馬
前走5着
なら、A馬の方が強そうです。
しかし、
A馬は比較的弱い相手のレース。
B馬は強い相手のレース。
だった可能性があります。
またB馬の5着も、
1着から0.3秒差
かもしれません。
逆にA馬は、
弱い相手にギリギリ勝った
のかもしれません。
初心者の段階では細かいクラス比較までしなくていいですが、
着順だけですべて決めない
ことだけ覚えておけば十分です。
着差を一緒に見るとかなり分かりやすい
個人的には、初心者ほど「着差」を見てほしいです。
例えば、
7着。
だけを見ると悪く感じます。
でも勝ち馬から0.4秒差。
なら、
「そんなに負けていない」
とも考えられます。
逆に、
3着。
でも1着から1.5秒差。
なら内容としては大きく負けています。
着順と着差。
この2つをセットで見るだけでも、
単純な、
前走1着だから強い。
前走8着だから弱い。
から少し抜け出せます。
初心者はまず「最近ちゃんと走っているか」でいい
最初から細かく能力比較する必要はありません。
例えば、
前走2着。
前々走3着。
3走前4着。
なら、
「最近安定している」
くらいでOKです。
逆に、
12着。
14着。
10着。
なら、
「最近は結果が出ていない」
と捉える。
まずはこれくらいで十分です。
ここから競馬を続けていくと、
着順だけでは分からない。
相手関係も見たい。
展開も見たい。
と自然に興味が広がります。
3つ目は距離を見る

初心者にかなりおすすめしたいのが距離です。
今回1600m。
過去も1600m前後を走っているのか。
それとも、
1200mから距離延長。
2400mから距離短縮。
なのか。
これだけでもかなり分かりやすいです。
競走馬には、それぞれ得意な距離があります。
もちろん明確に、
この馬は1600m専用。
と決められるわけではありません。
それでも、
1200mを中心に走っている馬。
2000mを中心に走っている馬。
では、求められる能力が違います。
初心者なら「今回と同じくらいの距離で走れているか」を見る
例えば今回が芝1600m。
過去に、
1600m 2着。
1600m 3着。
1800m 4着。
なら、
「この距離帯は問題なさそう」
と考えます。
一方、
1200mばかり走っていて今回初めて1800m。
なら、
「距離が大丈夫かな?」
と一つ疑問を持てます。
これだけで十分です。
血統から距離適性を深く分析するのは、もっと後でいいと思います。
芝とダートも一緒に見る
距離と同時に、
芝。
ダート。
も見ます。
初心者だと、
競馬場を走る
という意味では全部同じように見えるかもしれません。
でも芝とダートはかなり違います。
今回がダート。
過去もずっとダート。
なら分かりやすい。
今回初ダート。
なら、
「今回初めての条件なんだな」
と分かります。
この、
今回と過去で何が変わったか
を見る癖をつけるだけでも競馬新聞が読みやすくなります。
4つ目は脚質を見る

次に見たいのが脚質です。
逃げ。
先行。
差し。
追込。
初心者には最初、この4分類だけでも十分です。
この馬は前へ行く。
この馬は後ろから来る。
それだけです。
なぜ脚質を見るか。
レースはタイムだけの競技ではないからです。
複数の馬が同時に走ります。
誰が前へ行くのか。
誰が後ろから追いかけるのか。
によって展開が変わります。
最初は「逃げそうな馬」を探すだけでも面白い
例えば新聞を見て、
過去走の通過順位が、
1-1-1。
2-2-1。
1-1-2。
のような馬がいた。
この馬は、
「前へ行く馬なんだな」
と分かります。
逆に、
12-11-8。
10-9-7。
14-13-9。
なら後ろから行くタイプです。
初心者なら、
今回どの馬が逃げそうか
を探すだけでもかなり競馬が見やすくなります。
レースが始まったとき、
「あ、新聞で見た通りこの馬が前に行った」
となります。
予想と実際のレースがつながる瞬間です。
脚質が分かるとレース観戦が急に面白くなる
個人的には、初心者に脚質を勧めたい理由はこれです。
単に馬券を当てるためだけではありません。
レース中に、
自分の買った馬が今どこにいるのか
が分かるようになります。
逃げ馬を買っている。
スタートから先頭。
「よし、いつもの位置だ」
差し馬を買っている。
後方。
「まだ慌てなくていい」
となります。
逆に、
いつも逃げる馬なのに後方。
「今日は予定と違うぞ」
と気付きます。
競馬新聞が、単なる数字の表ではなく、
これから起きるレースの設計図
のように見えてきます。
5つ目は騎手を見る

最後に騎手です。
初心者なら、騎手を細かく分析する必要はありません。
まずは、
誰が乗るのか。
継続騎乗なのか。
前走から乗り替わったのか。
を見るくらいで十分です。
競馬を何度か見ていると、
ルメール。
川田将雅。
戸崎圭太。
など、よく人気馬に乗っている騎手の名前を自然に覚えていきます。
騎手だけで馬を買う必要はない
初心者の頃は、
「有名な騎手だから買う」
となりやすいです。
それ自体は入り口として悪くないと思います。
ただし、
有名騎手=どんな馬でも勝たせられる
ではありません。
強い馬に有力騎手が乗ることも多いので、
騎手の勝率だけを見て能力を判断すると混同しやすいです。
最初は、
「人気馬に有名騎手が乗っている」
くらいでいいと思います。
新聞の「印」はどう見る?
競馬新聞には、
◎
○
▲
△
などの印があります。
初心者には非常に便利です。
◎が本命。
○が対抗。
▲がその次。
といった形で、予想担当者の評価が一目で分かります。
では、
印が多い馬を買えばいいのでしょうか。
個人的には、
印は答えではなく、他人の評価を知るために使う
のがおすすめです。
印が集中している馬をまず観察する
例えば、
5人の予想家が全員◎。
なら、
「かなり評価されている馬なんだな」
と分かります。
そこから馬柱を見る。
最近好走。
距離実績もある。
強い騎手。
なるほど。
となります。
逆に1番人気なのに新聞の印が割れている。
なら、
「人気ほど専門家は評価していないのかな?」
という疑問が生まれます。
この使い方なら、印もかなり勉強になります。
最初は見なくてもいいものもある
逆に、
「今日競馬を始めた人なら、とりあえず飛ばしていい」
と思う項目もあります。
例えば血統。
競馬では非常に重要なテーマです。
しかし、
父○○。
母父○○。
を見ても、初心者にはほとんど意味が分かりません。
無理して暗記する必要はありません。
競馬を続けているうちに、
「この馬、距離延長だけど大丈夫かな?」
となったときに血統を調べる。
それくらいでいいと思います。
調教も最初は後回しでいいと思う
調教欄には、
○○秒。
馬なり。
一杯。
併せ。
など、さらに専門用語が並びます。
初心者に、
「この時計なら仕上がっている」
まで判断してもらうのはかなり難しいです。
最初は新聞の調教評価やコメントを、
「状態は悪くなさそう」
くらいに参考にする程度でいいと思います。
馬体重も数字だけでは判断しにくい

+10kg。
-8kg。
を見ると、
太った。
痩せた。
と思いたくなります。
しかし競走馬は成長もします。
休み明けなら増えていることもあります。
馬によって適正体重も違います。
そのため、
「+10kgだから消し」
のようなルールを初心者が持つ必要はありません。
最初は、
大きく変化しているな
と気付くだけで十分です。
上がり3Fも意味が分かってからでいい
競馬を少し覚えると、
「上がり最速」
という言葉をよく見るようになります。
もちろん重要な情報です。
しかし、
上がり最速=一番強い
ではありません。
位置取り。
展開。
ペース。
馬場。
いろいろな影響があります。
最初から、
上がり32.8だから強い。
という覚え方をするより、後から展開と一緒に理解した方がいいと思います。
初心者ほど「情報を足す」より「比較する」
ここまで5つ挙げました。
人気・オッズ。
近走。
距離。
脚質。
騎手。
重要なのは、それぞれを完璧に理解することではありません。
2頭を比較してみることです。
例えば1番人気Aと3番人気B。
Aは、
前走1着。
今回と同距離。
先行馬。
ルメール騎手。
Bは、
前走5着。
距離延長。
差し馬。
騎手乗り替わり。
ここまで見れば、
「Aの方が分かりやすい人気馬なんだな」
と理解できます。
この比較ができるだけで十分です。
「なぜこの馬が人気なのか」を当てるゲームにしてみる
初心者には、いきなり勝ち馬を当てるより、
なぜこの馬が人気なのかを考える
ことをおすすめしたいです。
1番人気を見る。
理由を考える。
前走1着だから?
同じ距離で安定?
騎手?
新聞の印?
そしてレースを見る。
勝った。
負けた。
これを繰り返します。
すると、
「人気馬でもこういう条件だと負けるんだ」
「前走着順だけで決めちゃいけないんだ」
と自然に学べます。
最初から穴馬を探さなくてもいい

競馬を始めると、
10番人気を当てたい。
万馬券を取りたい。
と思うかもしれません。
もちろん競馬の楽しさの一つです。
ただ最初から穴馬探しを始めると、
情報の中から、
買いたい馬に都合のいい材料
ばかり拾うことがあります。
初心者のうちは、
まず人気馬を観察する。
なぜ人気なのか。
なぜ負けたのか。
これだけでもかなり勉強になります。
馬券も最初はシンプルでいい
競馬新聞の見方と同じで、馬券も最初はシンプルな方がいいと思います。
例えば単勝。
選んだ馬が1着なら的中。
非常に分かりやすいです。
あるいは複勝。
選んだ馬が原則3着以内。
これも分かりやすいです。
最初から、
フォーメーション。
マルチ。
三連単。
を使うと、
自分が何を予想していたのか分かりにくくなります。
初心者に単勝を勧めたい理由
特に競馬を理解する目的なら、単勝は面白いです。
「この中で一番勝つ可能性が高いと思う馬はどれ?」
というシンプルな問いだからです。
新聞を見る。
一頭選ぶ。
レースを見る。
結果を見る。
予想が当たった。
あるいは外れた。
では何を見落とした?
この流れが非常に分かりやすいです。
競馬AIでp_winを扱うのと近い構造でもあります。
複勝なら「安定して走りそうな馬」を考えられる
一方、複勝なら、
勝ち切るか
ではなく、
大崩れしないか
を見ることになります。
近走安定。
距離実績あり。
先行できる。
という馬を探す。
単勝とは少し違う見方ができます。
初心者が、
馬券種によって見るポイントが変わる
ことを知る入口としても面白いです。
AIなら何百の特徴量を見られる。でも人間は?

競馬AIでは、多数の特徴量をモデルへ入れられます。
過去成績。
距離。
騎手。
枠。
馬場。
血統。
オッズ。
脚質。
さらに細かいデータ。
AIなら同時に処理できます。
しかし人間には限界があります。
10個。
20個。
30個。
と情報を増やすと、
何を根拠に選んだのか分からなくなります。
特に初心者ならなおさらです。
だから最初は、
情報量を増やすより、少数の情報を意味まで理解する
方がいいと思います。
「特徴量を増やせば強くなる」はAIでも必ずしも正しくない
これは競馬AIにも似ています。
特徴量を100個追加した。
だから精度が上がる。
とは限りません。
ノイズが増えることもあります。
人間の予想も同じです。
情報を30個集めた。
だから予想が良くなる。
とは限りません。
むしろ、
前走。
距離。
脚質。
人気。
くらいで考えた方が、一貫した判断ができることがあります。
初心者には、
情報を集める能力より、捨てる能力
の方が重要なのかもしれません。
初心者向け「競馬新聞30秒チェック」
もし本当に、
「レースまであと5分。初めて新聞を見る」
という状況なら、次の順番にします。
まず1~3番人気を見る。
次に、その3頭の過去3走を見る。
今回と同じくらいの距離で走れているかを見る。
前に行く馬なのか、後ろから行く馬なのかを見る。
最後に騎手を見る。
これだけです。
余裕があれば、
新聞の印。
枠順。
馬体重。
まで見る。
最初から全部やらなくていいと思います。
競馬新聞を見る目的は「正解を探す」ことではない

競馬新聞を開くと、
どこかに勝ち馬の答えが書いてある
ような気がします。
前走。
調教。
血統。
騎手。
全部分析すれば正解にたどり着けそうです。
でも、そうではありません。
全部の情報を見ても負けます。
競馬には不確実性があります。
だから新聞を見る目的は、
「絶対に勝つ馬を見つける」
ではなく、
それぞれの馬がどんな馬なのかを少し理解すること
くらいでいいと思います。
初心者の最初の目標は「レースを説明できる」こと
例えばレース後、
「1番人気が勝った」
だけではなく、
「近走ずっと安定していて、今回と同じ距離でも走れていて、前の位置を取ってそのまま勝った」
と言えた。
これだけで大きな進歩です。
あるいは、
「逃げ馬だと思っていたのに逃げられなかった」
でもいいです。
競馬新聞の情報とレースがつながっています。
これを繰り返すと、新聞に書いてある数字の意味が自然に分かってきます。
慣れてきたら一つずつ情報を増やす
例えば最初の10レースは、
人気。
近走。
距離。
脚質。
騎手。
だけを見る。
その後、
「枠って重要なのかな?」
と思ったら枠を追加する。
「道悪で成績が変わる?」
となったら馬場を追加。
「血統って何?」
となったら血統。
「調教で状態が分かる?」
となったら調教。
この順番でいいと思います。
知識を覚えてから競馬を見るのではなく、
競馬を見て疑問が出たら、その情報を追加する
方が理解しやすいです。
初心者のうちは新聞の余白が多いくらいでちょうどいい
何年も競馬をしている人の新聞を見ると、
丸。
線。
メモ。
印。
かなり書き込まれていることがあります。
格好よく見えます。
でも初心者が真似する必要はありません。
最初は、
1番人気に丸。
逃げ馬に印。
距離実績あり。
くらいで十分です。
むしろ情報を書き込みすぎると、後から何を考えていたのか分からなくなります。
「全部見ない」は手抜きではない
競馬には膨大な情報があります。
そのため、
もっと調べなければ。
もっと勉強しなければ。
と思いやすいです。
でも、すべての情報を見ることが良い予想とは限りません。
今日始めた人なら、
人気。
近走。
距離。
脚質。
騎手。
まずこの5つ。
そこから、
「なぜ?」
と思った項目だけ深掘りする。
これくらいでいいと思います。
まとめ
今日初めて競馬新聞を読む人に、
「これだけは見ておこう」
と勧めるなら、個人的には次の5つです。
人気とオッズ。
直近3走くらいの成績。
今回と過去の距離。
脚質・通過順位。
騎手。
まずこれだけです。
特におすすめしたいのは、
1~3番人気の馬を、この5項目で比較してみること
です。
なぜ1番人気なのか。
なぜ3番人気なのか。
前走はどうだったのか。
今回と同じ距離で走っているのか。
前へ行く馬なのか。
騎手は変わったのか。
これを考えるだけでも、競馬新聞はかなり読めるようになります。
血統。
調教。
馬体重。
ラップ。
上がり3F。
陣営コメント。
指数。
これらは後からで大丈夫です。
競馬AIなら、何百という特徴量を一度に扱えます。
しかし人間が競馬を理解するときは、最初から特徴量を増やす必要はありません。
むしろ、
少ない情報から「なぜこの馬が評価されているのか」を考える
方が、競馬そのものを理解しやすいと思います。
そして慣れてきたら、
「枠も見てみよう」
「馬場も気になる」
「血統ってどういう意味?」
と一つずつ増やす。
その方が、それぞれの情報が何のためにあるのか分かります。
競馬新聞は、全部理解してから使うものではありません。
使っているうちに、
少しずつ読める場所が増えていくものです。
今日初めて競馬をするなら、
まず人気馬を3頭。
近走。
距離。
脚質。
騎手。
そこだけ見て、一度レースを見てみる。
最初の一歩としては、それくらいがちょうどいいのではないでしょうか。





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