京都11R・天王山S(OP)は、11番人気ジュンウィンダムが勝利。
2着にAI指数3位ドンアミティエ、3着に8番人気ペプチドヤマトが入り、3連単58万円超の大波乱決着となりました。
事前のAI指数では、
| 順位 | 馬番 | 馬名 | AI勝率 |
|---|---|---|---|
| 1 | 9 | カズゴルティス | 21.33% |
| 2 | 5 | メイショウホウレン | 14.00% |
| 3 | 11 | ドンアミティエ | 13.23% |
| 4 | 7 | ジョーローリット | 10.98% |
| 5 | 12 | ファムエレガンテ | 10.90% |
という評価でした。
結果としては、指数3位ドンアミティエは2着好走した一方、
本命カズゴルティスは8着、上位人気勢も総崩れに近い形でした。
レース結果(上位)
| 着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 |
|---|---|---|---|
| 1着 | 2 | ジュンウィンダム | 11人気 |
| 2着 | 11 | ドンアミティエ | 3人気 |
| 3着 | 3 | ペプチドヤマト | 8人気 |
レースラップがすべてを物語る
今回の最大ポイントはこれです。
前半600m 33.5秒(Hペース)
京都ダ1200mでこの流れはかなり速く、
前へ行った馬にとっては厳しい消耗戦になりました。
つまり今回は、
- 先行力重視のAI評価馬に逆風
- 差し・追い込み勢に展開利
- 人気薄でも末脚あれば突っ込める
というレース構造でした。
勝ち馬ジュンウィンダム(11人気)
道中は無理に前へ行かず、直線で差し切り。
人気薄ながら、ハイペースを最も上手く利用した勝ち方でした。
過去戦績だけ見ると買いづらいタイプでも、
- 展開が向く
- 斤量55kg
- 差しが届く流れ
この条件が重なれば激走は起こります。
AI指数では圏外でしたが、こういう馬を拾うには
展開シミュレーションの精度向上が必要だと感じます。
ドンアミティエ(指数3位)は地力証明の2着
斤量60kgを背負いながら2着確保。
これはかなり強い内容です。
AIが高評価していた“オープン上位の地力”は正しかったと言えます。
今回は勝ち馬に展開利がありましたが、
能力比較ならむしろ最も安定感を示した1頭かもしれません。
AI本命カズゴルティス(8着)はなぜ負けたのか
指数1位ながら8着敗退。
要因としては明確で、
① 前半超ハイペース
先行タイプには厳しい流れ。
② 人気とのギャップ
AI評価に対して10人気と妙味はありましたが、
市場も何かしら不安要素を見ていた可能性。
③ 展開耐性不足
“能力上位”と“今回勝てる”は別問題。
短距離ダートは特にこの差が大きいです。
AI視点の今回の学び
今回のレースはかなり示唆的でした。
1. 短距離ダートは展開依存度が高い
能力差よりも、
- 枠順
- テンの速さ
- 先行争い
- ペース
で結果が大きく変わります。
2. 先行力評価だけでは足りない
AIが先行馬を高く見積もる傾向は理にかなっていますが、
同型が多い時はマイナス補正が必要。
3. 人気薄差し馬の拾い方が課題
今回のジュンウィンダム型は、
現モデルの苦手パターンです。
今後の改善案(AI研究テーマ)
今回の反省から、次の特徴量追加が面白そうです。
- 同型先行馬頭数
- 近3走テン3F平均順位
- ハイペース耐性指数
- 差し決着コース補正
- 当日馬場差(前有利/差し有利)
総括
天王山Sは、
「能力評価は合っていても、展開が違えば着順は崩れる」
これを教えてくれるレースでした。
AI指数3位ドンアミティエ2着は悪くない。
しかし本命馬が沈み、圏外の11人気が勝つ。
短距離ダートの難しさと面白さが凝縮された一戦です。
編集後記
こういうレースを外すと悔しいです。
でも、こういうレースこそAI改善の材料になります。
外れた理由が見える負けは、次につながる負け。
競馬AI研究はまだまだ続きます。



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