京都芝1200mで行われた2026年の葵Sは、1分07秒6の高速決着。
勝ったのは5番人気のデアヴェローチェ。2着にヒシアイラ、3着にタケイチロスが入り、馬単4,670円、3連単71,630円の決着となった。
一方、AI指数最上位だったフォーゲルは10着。期待を集めたタカノアラリアも7着に敗れ、前目評価勢にはやや厳しい結果となった。
レース結果
| 着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 |
|---|---|---|---|
| 1着 | 2 | デアヴェローチェ | 5人気 |
| 2着 | 12 | ヒシアイラ | 6人気 |
| 3着 | 13 | タケイチロス | 3人気 |
払戻は以下の通り。
- 単勝 2 → 870円
- 馬単 2→12 → 4,670円
- 3連単 2→12→13 → 71,630円
中穴〜人気サイド混合の、やや波乱寄りの決着だった。
AI指数上位馬の結果
| AI順位 | 馬名 | 結果 |
|---|---|---|
| 1位 | フォーゲル | 10着 |
| 2位 | デアヴェローチェ | 1着 |
| 3位 | アンジュプロミス | 12着 |
| 4位 | ガラベイヤ | 4着 |
| 5位 | ショウナンカリス | 9着 |
今回のポイントは、AI指数2位だったデアヴェローチェがしっかり勝ち切った点。
一方で、指数1位フォーゲルは伸びを欠き、評価と着順が逆転する形となった。
レースラップを振り返る
ラップは以下。
12.4 – 10.7 – 10.6 – 11.1 – 11.1 – 11.7
前半600m33.7秒。
極端なハイペースというほどではないが、3歳短距離戦としてはかなり速い流れだった。
さらに注目したいのは、
- 3F目10.6
- 4F目以降も11秒台前半維持
という点。
単純な前傾戦ではなく、「速いまま長く脚を使う持続戦」になっていた。
デアヴェローチェは理想的な立ち回り
勝ったデアヴェローチェは、中団前寄りからスムーズに追走。
3〜4角でも無理なく進出し、直線ではしっかり加速を維持した。
今回の京都芝は時計が非常に速く、単純な差し追込みだけでは届きにくい馬場。
その中で、
- 前すぎず
- 後ろすぎず
- スピード持続力を活かす
という絶妙な位置取りがハマった印象だった。
AI指数2位という評価通り、能力自体はしっかり上位だったと言える。
フォーゲル敗因考察
AI指数最上位だったフォーゲルは10着。
今回はかなり難しい敗戦だった。
レースを見ると、序盤からある程度ポジションを取りに行ったものの、道中で脚を使わされる形。
その後もラップが緩まず、最後は余力を失った。
事前記事でも触れた通り、
「1400m型の先行力を1200mで活かせるか」
がポイントだったが、今回は逆に1200mの忙しさへ対応し切れなかった印象。
京都1200mの高速持続戦では、
- 純粋な1200m適性
- 二の脚の速さ
- 瞬間的な加速対応
が非常に重要になる。
1400m寄りの持続型だったフォーゲルには、やや忙しい競馬になったかもしれない。
ガラベイヤは惜しい4着
AI指数4位だったガラベイヤは4着。
人気薄ながらかなり健闘した。
道中はロスなく立ち回り、直線でも最後まで脚色は悪くなかった。
勝ち切るまでは難しかったものの、
- 内で脚を溜める
- ロスなく運ぶ
- 高速馬場へ対応する
という点では理想的な競馬。
こういうタイプを指数上位から拾えると、AI予想の面白さが出てくる。
葵Sは「短距離適性」の比重が高かった
今回のレースを見て改めて感じたのは、1200m戦特有の適性差。
同じ短距離でも、
- 1400m寄り
- 持続型
- 差し型
など微妙な違いで結果が大きく変わる。
特に葵Sは3歳限定戦だけに、
「まだ完成していない馬たちが高速1200mへ対応できるか」
という適性戦になりやすい。
今回のデアヴェローチェは、その条件へ最も上手く噛み合った1頭だった。
総括
AI指数最上位フォーゲルは敗れたものの、
- AI2位デアヴェローチェが勝利
- AI4位ガラベイヤが4着健闘
と、指数自体は一定の方向性を示していた印象。
一方で、短距離戦特有の適性差や位置取りの重要性も改めて浮き彫りになった。
特に1200m重賞では、
- 単純な能力比較だけでなく
- 「忙しい流れへの適応力」
をどう評価するかが重要になりそうだ。



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